人工林は「材木生産」を目的に、人の手で苗木を植林された森林。
植林されるのは、主に針葉樹(杉・ヒノキ)。
戦後1950〜70年代に大規模に植林された杉・ヒノキの多くが、伐採期を迎えています。
| 針葉樹 |
|---|
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| スギ・ヒノキ・マツ・ ヒバ 他 |
| 広葉樹 |
|---|
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| ケヤキ・クリ・ブナ・サクラ・キリ 他 |
※樹種によって堅さ・大きさは様々。例外もあります。
「木がなくなるから、紙は無駄にしないこと!」と言われたもの。そもそも木は切っていい?
森は「木を切らない森」と「木を切る森(手入れ⇒伐る)」に分けて考える必要があるようです。
問題になってきたのは、特に海外の「伐らない森」で伐られた木材が、使われてきたことです。※
※輸入材すべてではありません。
日本の「切らない森」「切る森」をもう少し詳しく見てみると、
基本的に「切る森」とは人間が作った森「人工林」です。
◆勉強中◆天然林での木材伐採について
| 天然林 | |
|---|---|
| 原生林 | 人間の手が入らない自然の森(極相林) |
| 自然林 | =原生林。または二次林から原生林に遷移する途中 |
| 二次林 | ・天災を経て、自然に形成されつつある森 ・人間による伐採を経て、植林されない・人間が手を入れなくなった森(天然生林) |
木を伐る森=人工林で「木を伐らない」「木を伐っても放置されている」「手入れがされない」
昨今、特に問題になっているのが、この「人工林」の荒廃です。
なぜ、木を伐る森で木を伐れない?
人工林で「木を伐れない」「手入れができない」理由は様々のようですが、大きな理由とされているのが、
1.戦後「価格の安い輸入木材に押されて」木材価格が下落。
2.暮らし・住宅の変化、プラスチック・金属など木材に変わる素材の普及で、木材需要の減少。
理由は他にもあるようですが、こうして「林業が低迷」してきたようです。
3.山村を離れ都市に住む・働く人の増加で、「山村の過疎化・森の働き手が減少」してきたことも、大きな理由です。
◆神奈川県の森林は、県の面積の約40%(約95,000ha)です。
このうち、当サイトでは特に「人工林」を取り上げています。
元気な森
山・森林に降った雨水⇒地表に蓄えられ⇒地下にしみこみ⇒浄化されたきれいな水⇒じっくりゆっくりと川に流れていきます。
元気な森は、土がスポンジのように水を吸い蓄えるため、雨が降らないときも川が涸れることがありません。木の根もしっかり張って、地表が雨に流されません。
荒れた人工林・森
土が雨水を吸いにくくなり地表から一気に川へ流れ、水を蓄えにくくなります。木の根の張りが弱く、雨で地表が流されやすくなります。洪水・土砂くずれの原因。

◆準備中◆
| 人工林の手入れ | |
|---|---|
| 地ごしらえ | 伐採後の土地を、苗木を植えるために整える。低木類を伐る・整理する。 |
| 植林 | 杉やヒノキの苗木を植える。 |
| 下草刈り | 苗木の周りに生えた草・木を刈りとって、成長を守る。 |
| つる切り | 苗木にからむツルなどを除去。苗木の曲がりや折れを防ぐ。 |
| 除伐 | 他の種類の樹を中心に、幼木の成長を妨げる木を除去する。 |
| 枝打ち | 節の少ない真っ直ぐな木に育てるため、不用な枝を切る。害虫・山火事の防止にも。 |
| 間伐 | 特定の杉・ヒノキを成長させるための間引き。森林に光が入り、地表を覆う植物も育つ。 |
| 伐採 | 木材・用材として伐採時期を迎えた木を伐る。 |
| 搬出 | 伐り出された原木(丸太)を、木材市場などへ運び出す。 |
木(木材)の伐採は、木の生命活動が弱まる『冬』が最適だそうです。県産材Questionページもご覧ください。