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旧暦の月名 和風月名
現在の暦(太陽暦)が採用されたのは明治6年。それ以前に使われていた暦(太陰太陽暦)が、「旧暦」や和暦と呼ばれています。その旧暦では、和風月名という月の呼び名を使っていました。現在の暦の月とは、1〜2ヵ月ほどずれがあるそうです。

1月(旧暦・睦月 むつき) 2月(旧暦・如月 きさらぎ) 3月(旧暦・弥生 やよい)
1月 睦月(むつき) 2月 如月(きさらぎ) 3月 弥生(やよい)
4月(旧暦・卯月 うづき) 5月(旧暦・皐月 さつき) 6月(旧暦・水無月 みなづき)
4月 卯月(うづき) 5月 皐月(さつき) 6月 水無月(みなづき)
7月(旧暦・文月 ふみづき) 8月(旧暦・葉月 はづき) 9月(旧暦・長月 ながつき)
7月 文月(ふみづき) 8月 葉月(はづき) 9月 長月(ながつき)
10月(旧暦・神無月 かんなづき) 11月(旧暦・霜月 しもつき) 12月(旧暦・師走 しわす)
10月 神無月(かんなづき) 11月 霜月(しもつき) 12月 師走(しわす)

歳時記

 6月の歳時記 梅雨 入梅

6月の歳時記 「梅雨 入梅」

二十四節気:芒種(ぼうしゅ)・夏至(げし)

「梅雨・ばいう」の語源は中国。もともとは黴(カビ)の多い季節から「黴雨」だったのが、黴は美しくないので同音の「梅」に変化した、説。または、この季節に梅の実が熟すから、など諸説。「つゆ」と読むのは「露」から?

6月の歳時記 梅雨 アジサイ 紫陽花

6月の花というと紫陽花。「あじさい」は「集真藍・あづさい(藍色が集まった)」が変化?

6月の歳時記 梅雨 アジサイ 紫陽花

紫陽花は日本が原産だそうですが、写真のような紫陽花は洋種。「ガクアジサイ」が日本原種で、色も名前どおり「藍色」とのこと。

紫陽花は、土の酸性度・アルミニウムイオン量などにより花色が変わるそうです。七変化!のアジサイの花言葉の一つは「移り気」です。

 5月の歳時記 端午の節句

5月の歳時記 5月5日 「端午の節句」

二十四節気:立夏(りっか)・小満(しょうまん)

旧暦で午(うま)の月にあたる5月の、「端(はし=始め)の午の日」に祝っていた節句が、数字が重なる「5」日の節句となったようです。

歳時記 5月 端午の節句

もともとは中国の厄払いに由来。奈良・平安時代には薬草の菖蒲で厄を祓う行事が、鎌倉時代の武家社会で「菖蒲=尚武(武を尚ぶ・とうとぶ)」として盛んに。

江戸時代には、男児が生まれた武家で「幟(のぼり)」を立てて祝うようになります。それが庶民にも広がり、次第に「鯉幟(こいのぼり)」・兜、武者人形を飾って、男児の成長と出世を願う行事になったそうです。

端午の節句 菖蒲−尚武(武に尚ぶ・とうとぶ) ショウブはサトイモ科・花菖蒲とはまったく別の植物です。

1948年、こどもの日に制定。

5月5日には菖蒲湯に入り柏餅を食べる・・えっ?粽(ちまき)
関東は「柏餅」 関西は「粽」とも。粽は節句とともに中国から由来。柏餅は日本独自のもの(「柏=子孫繁栄の象徴」)だそうです。

私は「柏餅・みそ餡派」です。

 4月の歳時記 花宴 花見

4月の歳時記 「花宴(花見)」

二十四節気:清明(せいめい)・穀雨(こくう)

今では花見酒・花見弁当・夜桜見物が、いわゆる「お花見」となっていますが、そもそも桜のお花見とは、「稲作・田の神様をお迎えする」行事が始まりだったようです。 4月の歳時記 花宴 花見

京都のやすらい祭で歌われる「やすらえ、花よ」は「桜よまだ散らないで。ゆっくり咲いていて」の意。

寒い冬から春となり、暖かさとともに疫病の流行を知る人々が、その訪れを遅らせようと歌ったとも。 「桜が長く咲いていると、米の実りがよい」と信じられたからとも。

桜 4月の歳時記

「桜 さくら」の「さ」は、「早苗のさ」に由来するともいわれ穀物の神様を表し、「くら」は、神様のおられる場所「神座(かむくら・かみくら)」に由来すると言われています。

農耕民族の日本人にとって桜は、稲作と深いつながりがあったようです。

 3月の歳時記 ひなまつり

3月の歳時記 「雛まつり」

二十四節気:啓蟄(けいちつ)・春分(しゅんぶん)

3月3日 雛まつりは、女の子の健やかな成長を祈る節句のお祭り。
記録では、平安の頃、紙等で作った簡単な人形(ひとがた)をなでて厄・穢れを移し、その人形を水に流して、子どもの無病息災を願う行事があったこと。
それに、貴族の女の子の人形あそび、雛(ひいな)遊びが結びついて、江戸時代の頃から「雛まつり」と変化していったそうです。

「雛(ひいな・ひな)」とは、「ちいさくてかわいらしいもの」の意。雛鳥がそうですね。

雛人形
ひなまつり 桃の節句

我が家のお雛さまは、私の子ども時代からのガラスケースに入った小さな雛人形セット。
みんな顔がふくよか。ちなみに、関東と関西では、お内裏さまとお雛さまの位置が反対だそう。
さらにちなみに、そもそも「内裏」とは男雛と女雛の一対を言うそうです。いつの頃からか男雛をお内裏さまと呼ぶようになったようです。

 2月の歳時記 節分

2月の歳時記 「節分」

二十四節気: 立春(りっしゅん)・雨水(うすい)

2月3日 「鬼はー外!福はー内!」の掛け声で炒った大豆をまいて邪気を払い、歳の数と1つ多く豆を食べて無病息災を祈る行事。

「節分」は、二十四節気の季節を分ける日「立春・立夏・立秋・立冬」の前日を指していたのが、「立春 2月4日ごろの前日」だけを指すようになったようです。

セツブンソウ 節分草

関東では「恵方巻」(太巻)を食べる習慣はありませんでしたねぇ。
私は、関西出身の夫から聞いて初めて知りましたが、もともと大阪の「丸かぶり寿司」が始まりとも?

今年2010年の恵方は「西微南」(西南西、少々西向き)。今年も自家製いびつ・・太巻を丸かぶり?

 1月の歳時記 お正月 元旦 初詣 門松 注連縄 鏡餅

1月の歳時記 「お正月」

二十四節気:立春・雨水

謹賀新年 「正月」は、本来は1月の別名とのこと。今では、新しい年の始まりを祝う行事を指して使われますね。
「元日・元旦・三が日・松の内」も本来は右のとおり。私は使い方がいい加減でした。。
1月の歳時記 お正月 元旦 初詣 門松 注連縄 鏡餅

【門松】 家の前に立てて神様(年神)をお招きするもの。もとは、その年の「米の豊作」を祈念したことが始まり。木に神が宿る、信心から、松の枝など(竹)による飾り。

【鏡餅】 神様にお供えする餅。もとは、神事に使われる「丸型の鏡」を形どったとも。12月28日に飾って、1月11日に割ってお汁粉に(鏡開き)に。ちなみに、お供えしたお餅を「切る」のは縁起が悪いとのこと。

1月の歳時記 お正月 元旦 初詣 門松 注連縄 鏡餅

お節料理も、本来は、お迎えした神様の前で台所を騒々しくさせない、ための煮しめなど保存の良い料理とのこと。
新しい年の始まり、静かなお正月が何より。

お正月

 

 12月の歳時記 大晦日 大つごもり 除夜の鐘 年越しそば

12月の歳時記 「大晦日」

二十四節気:小寒・大寒

ひと月の最後の日を「晦日」ということから、1年の最後の日・12月31日を「大晦日」」というそうです。
大晦日には、地域により慣わしがあるようですが、全国的には「除夜の鐘」でしょうか。
12月の歳時記 大晦日 除夜の鐘

年越しの夜「除夜」に「108の鐘を撞く」。108の数の由来は諸説。「人間の煩悩」の数、という説が有名ですね。
本来は、31日中に107の鐘を撞いて煩悩を去らせ、1月1日零時に、年の始めに煩悩に惑わされざるべしと108つ目を撞くそうですが、現代では零時から撞き始めるところも?

12月の歳時記 大晦日 年越しそば

年が替わる前に食べる「年越しそば」も大晦日の風習ですね。
江戸時代には、毎月末にそばを食べる習慣もあったとか。
そばのように「細く長く」健康に暮らせますように、と願いながら。

ちなみに、私の実家では、冷たいつけソバでしたが、夫の実家は温かい汁ソバ、初めは驚きました。

よいお年を。

では、みなさん、どうぞ良いお年をお迎えください。

 11月の歳時記 七五三

11月の歳時記 「七五三」

二十四節気:大雪・冬至

11月15日、子どもの健やかな成長を感謝して、神社・寺に参拝をする行事。11月は、秋の収穫を神に感謝をする月であり、吉日と言われる15日に、三・五・七歳の子どもたちに晴れ着を着せて、社寺に詣でます。
11月の歳時記 七五三

起源は、「3歳から髪を伸ばし始める:髪置」「5歳で初めて袴をつける:袴着」「7歳で(それまでのヒモの代わりに)帯をしめる:帯解」の各儀式とのこと。

11月の歳時記 七五三

今では、女の子:3歳・7歳 男の子:5歳に七五三をするところが多いようですが、地域によっては3歳の男の子も行なうようです。

子どもがうれしい「千歳飴」は、子どもの長寿を願い、紅白の細長い棒状の飴。江戸の頃から始まったようです。あれはおいしい!

ところによっては、成長をねがって、子どもを肩上げなどをする風習もあるようです。

 10月の歳時記 紅葉狩り

10月の歳時記 「紅葉狩り」

二十四節気:立冬・小雪

秋の深まりとともに、紅葉・黄葉が北から南へ始まります。その紅葉を愛でる「紅葉狩り」。
「カエデ科カエデ属」の「カエデ・モミジ・イタヤ」の種類が紅葉の代表選手のようです。
「葉の裂け具合(深さ)・裂片数」などで区別があるようですが、なかなか複雑のよう。

10月の歳時記 紅葉狩り

「もみじ(紅葉)」は、染料を「揉み出して色を出すように」秋の冷たさによって葉が色づく。

10月の歳時記 紅葉狩り モミジ(椛)カエデ(楓)

「揉み出づ→もみづ→もみじ」に変化したと言われるようです。

紅葉は落葉樹が、冬に葉を落とさせるため、葉に水分や糖分を流さなくなることが原因。
葉を緑にする葉緑素が壊れ、隠れていた赤や黄色の色素が表に見えるそうです。

桜に似て、紅葉もどこか人を惑わす艶やかさがありますね。

 9月の歳時記 中秋の名月・十五夜・お月見

9月の歳時記 「中秋の名月・十五夜」

二十四節気:白露・秋分

旧暦の8月15日、新暦の現在では9月15日頃(2008年は14日)は、月を愛でる十五夜・中秋の名月です。
由来は、中国でサトイモや菓子「月餅」を食べながら、お月見をしていた慣わしが、日本に伝わったとも?9月の歳時記 中秋の名月・十五夜・お月見
月が鮮やかに見えて夜も涼しすぎない、気候も関係するようです。秋の農作物の収穫を感謝する行事であったとも。

9月の歳時記 中秋の名月・十五夜・お月見

「ちゅうしゅうの名月」は「仲秋ではなく、中秋」が正解。
また、1ヵ月後の「十三夜」は、日本独自の行事。

日本では、中国の月餅が変化した「月見団子」とススキを飾り月を愛でる行事になっています。
私の実家の月見団子は、上新粉で作ったお団子を平たくして、しょう油をつけて網で焼いていました。

 8月の歳時記 お盆 旧盆 盂蘭盆(うらぼん) 迎え火 盆踊り

8月の歳時記 「盂蘭盆(うらぼん)」

二十四節気:立秋・処暑

お盆休み・盆踊り・・のお盆は、「盂蘭盆会(うらぼんえ)」の省略。
お釈迦様の弟子の一人が餓鬼道に落ちた母を救うため、教えに従い多くの人に施しを行なったという話、のある仏教の「盂蘭盆経」 が由来だそうです。8月の歳時記 お盆 旧盆 精霊馬
新暦では8月15日を中心に、一般的に先祖の霊を迎えて供養をする行事として行なわれています。13日に、先祖の霊が迷わぬよう玄関先に麻幹(おがら・麻の茎)などで火を炊き(迎え火)、きゅうりとナスに箸をさした「精霊馬」を飾って迎えます。

8月の歳時記 お盆 旧盆 盂蘭盆 

きゅうりは足の速い馬を表し、早く先祖に来てもらうように、ナスは牛を表し先祖を送る時にゆっくり帰ってください、という意。
「盆踊り」は、先祖の霊を慰めて供養をする仏教の行事でした。

そしてお盆の終わる16日には、「送り火」を炊き精霊をあの世へ送り返します。京都の大文字焼なども送り火です。

 7月の歳時記 七夕 天の川 5色の短冊

7月の歳時記 「七夕」

二十四節気:小暑・大暑(たいしょ)

「笹の葉さーらさらー のきばにゆれるー♪」
「七夕」
は中国の行事が奈良時代に伝わった、という説が有力?もとは「織女星」に織物や針仕事の上達を祈る風習。
これに、日本の豊作を祈る行事で使われた「棚機(たなばた)」が合わさったようです。 7月の歳時記 七夕 棚機 豊作
「棚機」は、「棚機女(たなばたつめ)」という女性が、神様のために着物を織り、米の豊作を祈る行事で使われた織り機。

7月の歳時記 七夕 棚機 天の川 おりひめ ひこぼし

さらに、「織女星・牽牛星(織姫・彦星)」が、天の川をはさみ年に一度7月7日だけ会うことを許された、という説話も広がったとのこと。

願い事を書く「5色の短冊」は、中国の5行思想に当てはめた「・白・黒」。とは言え、短冊は日本だけの風習とのこと。中国では、5色の糸をつるすそうです。

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