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伝統工法 建築士・きらくなたてものや(日高さん)へお邪魔

「職人がつくる木の家ネット」で拝見。 以前森林組合で「鎌倉に県産材を使う伝統工法の設計士さんがいる」と耳にしていて、もしやと日高さんにご連絡・21日お邪魔しました。事務所を兼ねたご自宅は、The 木の家。木でつくった家・空間というより、木のなかに家・空間があるようにさえ感じました。

日高さんは、主に吉岡木材さんからの神奈川県産材と、埼玉県産材で伝統工法の家づくりをされています。「建主直営方式(基礎・外装・内装など種別工事ごとに建主が業者と直接契約をする方式)」を採る日高さんは、建主と作り手のお互いの顔・仕事が見える家づくりを重視されています。
県産材を使う理由も、ここにあり。家を支える「木材の顔」も見えるべき - どこの山の何の木で、どうやってこの家に来たのか、が見えること。それには、地元の山でとれた木材がうってつけということで、県産・地域材をお使いになっているそうです。
「県産材・地域材が決して高いわけではないし、入手が大変なんてこともないですよ」とのことでした。

伝統工法 建築士・きらくなたてものや(日高さん)へお邪魔しました

一方、施主さん側からも地元の木材を希望されることが増えているとのこと。日高さんに家づくりを依頼する施主さんは、そもそも「伝統工法」での家づくりを希望する方が大半で、同様の依頼が確実に多くなっているそうです。このことは、他でも聞いていて、その年齢層が「30~40歳代」中心、という点も一致していました。
それに伴い、熟練の技をその腕に染み込ませてきた職人さんが、存分に腕を振るう機会が増え、呼応するように、大工・左官など伝統工法の作り手世界に飛び込む若い世代も増えているそうです。

町づくりのコンサルティングを経て、「伝統工法」の設計の道を選んだ日高さん。日高さんが投げる伝統工法の家づくりという石から、建築士・作り手・建主・家・職人文化・地元の木材・山・・という波紋がゆらり広がっているように感じます。先の先を見る人の目と、大きなケヤキの柱は少し似ていました。長い時間ありがとうございました。

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